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"理想そのもの“
重岡さんがあの社員に言っている一言が
私の心を強く傷めた。
もう、終わった・・・。
その場から去ろうとした時、
重「ま、無理だと思うけど。」
『…っ？』
女社員「「えっ？」」
また私の足を止めた。
重「バカな子には無理だよ。」
重「すぐ逸れちゃって
ついてこれないよ、君は。」
『…っ。』
重「いざとなったら一人で別ルート通ってでも
追いつけるような賢い子じゃないとね。」
女社員「「…！！」」
重「僕は"自力”で僕の後ろをついてこれる子が好きなの。
わかる？」
重「たまにドジしちゃう可愛い私を守って♡
なーんて思っちゃった？」
有無も言わさない重岡さんは
更に言葉を重ねた。
重「…半年くらい前からね
君たちんとこの納品ミスが格段に減った。
なんでだかわかる？」
女社員「「…？？」」
重「彼女が密かにフォローしてたからやで。」
女社員「「…！！」」
重「派手な仕事じゃないから
どうせ君たちは楽して玉の輿程度にしか
思ってなかったんだろうけど。」
重「ねぇ、玉名さん！」
『…っ！！』
うそ…なんで…。
重「だから言ったやん。
僕は常に男性を立てしっかり仕事をこなす
控えめな君が好きやって。
もちろん悪態吐く君もね 笑。」
『そ、それは…汗。』
重「ありがとう。
今日は君のおかげで助かった。」
重「僕に本性がバレたと思った瞬間も
言い訳よりまず仕事を選んだ。
そういう君が好き。
そのままでええよ。」
『…。』
重「でも今回みたいな
やっかみや中傷もきっとあるから
矢面には僕が立つ。
僕を盾にしてくればええ。」
重「だから君は
僕の後ろをついてきてくれますか？」
『…っ / /』
うそ…。
この人はいつから知ってたの？
全部知ってて
私に近づいたの？
どれが本当の顔なの？
騙されてたのは私？
わからない・・・。
でも・・・
"大丈夫"
"僕がついてる"
"安心してこれからは僕に任せて"
ふざけた言葉も
真面目な言葉も
今はストンと心に響く。
『……はい / /！！』
今はこの言葉以外の
答えが見つからない。
ーーFinーー
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パリピポ(プロフ) - とても面白かったですしはまってしまったのですが質問ですすみません神ちゃんとシゲのお話は違うお話ですか？お話はとっても大好きです！ (2018年2月6日 19時) (
レス) id: 3774f91946 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - スフィンクスさんの小説大好きです！亀更新でもいくらでも待つので、看護師さんのお仕事をしながらでは大変だとは思いますが、辞めないで下さい！更新楽しみにしています。 (2018年1月31日 15時) (レス) id: 9cf65b4387 (このIDを非表示/違反報告)
萌笑(プロフ) - この小説めちゃくちゃ大好きです！これからも頑張って下さい！！ (2018年1月30日 19時) (レス) id: b383e375e0 (このIDを非表示/違反報告)
虹香 - 面白いです！なぜこんなにもいい作品なのに評価が低いのか謎です・・・。更新頑張ってください！ (2018年1月30日 19時) (レス) id: 08ce2e4352 (このIDを非表示/違反報告)
まいにてぃ - 早く続きがみたいです！更新頑張って下さい！ (2018年1月30日 18時) (レス) id: 873dbf4188 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スフィンクス☆
| 作成日時：2018年1月30日 0時
