なっつん�� ページ27
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今から何年前やろ。
Jrの頃、私とマミーは大喧嘩をしたことがある。
関ジュの中でも、高い身体能力を売りにしてたマミー、濱ちゃん、そして私でスペシャルコラボをすることになったんよ。もちろん振りもハードで、バク転も入ってるような曲。
３人でよく練習しとったんやけど、私は当時バク転が上手く出来なくて。
濱「いったん休もや〜しんどくなってきた」
神「せやな笑 休も休も」
「なあ、あと１回だけやってええ？ もう少しで出来そうやねん！」
神「ええけど……」
この時は自分しか見えてなかったけど、濱ちゃんもマミーも心配そうに私を見ながらわがままに付き合ってくれた。
でも、
「…痛った〜」
濱「ちょお大丈夫夏目?手首?足首?」
「大丈夫大丈夫、ちょっと着地でバランス崩してもおた笑」
神「……………」
「もお〜マミーそんな心配しないでよ、大丈夫やって! ごめんな、休憩しよ」
神「なあ…………頼んでみいひん？
バク転なしにしてもらえんかって」
「……………………え?」
神「……俺らなら、ダンスだけでも充分迫力出せると思うねん」
「だから出来るってば〜………マミーは心配性やな」
神「出来る出来るって、全然出来てへんやん」
濱「ちょ神ちゃん、」
神「自分の現状をちゃんと把握できてないのに、実力過信してやってたら絶対危険や」
「…………それって私には実力ないってこと?」
マミーの厳しい言葉を、素直に聞き入れられなかった私。心の中で何かが切れて、自分では制御出来なくなっとった。
「なんやねん。私が女やから、きぃつかってくれとるん?
そうやって女ってだけでいろんなチャンス奪われんの、もう懲り懲りやねん。
そんな優しさ迷惑やっ!!!!」
濱「夏目っ!?」
神「…………………」
『女にはできひんやろ』
ジャニーズ事務所に入りたてのころ、誰かに言われたかも覚えてないこの言葉を引きずっていたからか、今よりライバル意識が高くて負けず嫌いだった私。
この日はそんな自分が大嫌いになった。
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(さら)(プロフ) - エントリーＮｏ．3がいいですね！ (2018年11月11日 13時) (
レス) id: 4ef98bb337 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - WEST大好きでピンクと青と緑色ジャス民ですこの小説最高ですセクゾは勝利くんとそうくんとマリウス寄りのオール担当です (2018年10月1日 12時) (レス) id: 9b074a0665 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - リクエストいいですか？100問を目指せを、淳太君と夢主ちゃんがやる話を書いて欲しいです。 (2018年9月29日 23時) (レス) id: 10a98de7f6 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 続き、楽しみにしています (2018年9月19日 17時) (レス) id: 10a98de7f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トロ | 作成日時：2018年9月19日 9時
