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「A、A〜!」





『ん…あれ?のん?』





「ちゃうわ、大毅や!」





『あ、ごめん。』





「なんやねん。小瀧の夢でも見てたん。」





『いや、そうじゃないんだけど(笑)』





「まあ別にええわ。」








どうやらあのまま眠ってしまっていたらしい。




聞けば、しげが起きたら私が熟睡してたそう。








「それより…違ってたらごめんやけど、髪撫でてくれてた?」





『あ、うん。ごめん、嫌だった…?』





「いや、気持ち良かったわ。」





『そっか、なら良かった。』








嫌ではないと分かって一安心。








「あ、そうや。皆にAの寝顔送ったろ。」





『ダ、ダメ!』





「なんでやねん。ええやん。」





『ほんとにやめてね。』





「あの…ごめん。」





『ごめんってまさか…。』





「もう送っちった(笑)」





『…。』








この人の前では寝ないようにしないとな、と心に誓った。







−おまけ。side S−







...あれ、俺いつの間に寝てたんやろ。




ってAも寝てるやん(笑)





カシャッ





うん、可愛い。





はあ、ほんま...無防備に口半開きしてぇ。







「チューすんぞこら。」







頬を手で挟むと小さい声で唸りよる。







「...お前が悪いんやからな?」







キスしても起きひんのかい。眠り深ぁ!




勢いでもう一回して、俺何してんねやろ、て我に返る。




アカン...頭冷やして来よ...。







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作者名:しげのん。 | 作成日時:2014年9月15日 18時

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