淳太くんと管狐さん ページ2
◇
朝。
目ぇ開けて、違和感。
淳「っ?! いっ、たぁ・・・!」
飛び起きた。
直後、頭に衝撃。
?「あ、ごめんごめん! 痛かったやろ?!」
淳「えぇ、まぁ・・・えっ?」
寝ぼけてて、視界がぼやけてたけど。
頭打った時に、一気に目が覚めた。
そして正対する、見知らぬ男。
着物姿で、人の良さそうな顔。
どことなく不思議なオーラ。
(あ、コレ絶対人間ちゃうわ・・・)
朝イチの、突然の遭遇。
心の準備が出来てるワケもなく・・・
?「あっ、ちょっと?!」
俺は、あっさり気絶した。
◇
?「あ、起きた起きた!」
淳「まだおったんですか・・・」
もう一度目覚めた時には、もうおらへんのちゃうか。
そんな期待は、あっさり裏切られた。
?「初対面に対して冷たいなぁ。友達できひんぞ?」
淳「人間やない奴に心配されたくないです。」
言いたい事だけ言うて、布団を頭から被る。
おばけ、妖怪、モンスター。
そういうもんに出会った時の対処法は、出来るだけ気付かへんようにすること。
反応してもうた場合は、出来るだけ無視して相手にせんことや。
いつもなら、これで大抵どーにかなる。
?「おーい無視すんなよー。」
淳「・・・・・・・・・。」
せやけど今日の相手は、やけに粘る。
?「淳太くーん。おーい。」
そして、やけにフレンドリー。
・・・ん?
ちょっと待って。
淳「・・・何で俺の名前、知ってるんですか?」
?「そこのノートの名前見たから。」
淳「・・・・・・・・・。」
そんなことを、当たり前のように言う。
そして彼は、布団から顔を出した俺に、笑顔でこう言った。
?「オレ、桐山照史! これからよろしくな!」
これが、俺と
そして、話は現在へ。
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