愛しているから【赤】

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神「何で教えなアカンの？」


　「もしもの時すぐ助けに行けるようにや」


神「そっか どこにおるか分からへんかったら助けにこれんもんな」


　「うん そーいうこと」



実際は、プライベートの神ちゃんを撮りやすくするためやけど


いろんな神ちゃんを独り占めやで



神「じゃあさ シゲのも教えてくれへん？」



あーこれは予想外


どないしよかなあ



　「ごめん 俺位置情報表示できへんくてさ」


神「どういうこと？」


　「俺の位置情報常に日本海になってんねん」


神「そっかー それなら仕方ないなあ」


神「なんかあった時にシゲが近くにおったらシゲんとこ行こうって思ってたんやけど」


　「ごめんなあ ホンマ」


神「でもシゲが助けに来てくれるやろ？」


　「うん なんかあったら俺に【あ】だけ送って」


　「そしたら、緊急事態なんやって分かるから」


神「分かった」




我ながらいいアイデアやわ


自分がこんなに頭切れるやつやとは思ってなかった


早速今日後つけてどんな反応か見てみるか




　「じゃあな ホンマは神ちゃんちまで送りたいねんけど用事があってな」


神「うん 聞いてくれてありがとう」


　「当たり前やろ なんかあったらちゃんと連絡してな！」

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