ヴィランズのお手伝いさん~2~【ヴィランズ手下】 (ページ40)

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オレは客間を出たあと直ぐにデータベースに向かう

その前に監視カメラの映像を偽造しなければならない

近くにいた警備員の男の首に手刀を落とせば直ぐに気絶してしまう

貴方｢悪く思うなよ｣

俺はその男を部屋の物陰に寝かせてその男に擬態する

その男のポケットからカードキーを抜きとる

そして、監視カメラの映像を変えてデータベースに向かう

貴方｢交代の時間だ｣

｢ん？
さっき交代しなかったか？｣

うわ最悪

貴方｢ご主人からの命令だ｣

｢そうか
なら交代な｣

そう言ってもう一人の警備員が離れたところで俺はデータベースの中に入る

ちょろいちょろい

俺は直ぐにパソコンを起動させるがパスワードロックがかかっている

まぁ、これも計算済みだけど

パスワードを解除してデータ資料を取り出す

まずは俺のから

貴方｢おーおーこんなにいっぱい
ご苦労なこってなぁ｣

それが終わればミスターの分

その中には名高い大手企業の奴らばっかり

その中にはさっきの違法顧客リストで見たやつもいた

貴方｢半分以上逮捕されんな
残念なこった｣

それを全部保存したUSBをポケットに入れてデータベースを出る

俺の仕事はこれで終わり

正面から出ていきたいがそれはリスクが高い

俺は元の姿に戻って近くの窓を開ける

ここは多分、、10階？

貴方｢いけるわ｣

俺はそのまま窓から飛び下りた

壁に足をつけて滑るように伝う

4階辺りで壁を蹴って無事着地

まぁこんなのなら高速ビル最上階からでも余裕だな

素人からしたら軽く自殺行為だけど

｢ブラボー
お転婆ボーイ｣

後ろから嫌味ったらしい声が聞こえてくる

貴方｢あぁ、どうも
嫌味ったらしい林檎のおじいちゃん｣

アップル｢アップルポイズンですぅ｣

エイトフット｢お前よくあんな場所から魔力使わずに落ちたな
死ぬぞ｣

貴方｢無闇に魔法使えるかよ
あと、死なないから
俺の身体能力舐めんな？｣

ヴェール｢Aさん素敵でしたわ！｣

V｢データは入手できたかい？｣

貴方｢あぁ、ほらよ｣

ミスターにUSBを投げれば丁寧に扱いなさいと怒られる

貴方｢俺は1回警察庁に戻るから
じゃぁな｣

ホック｢お前は今ここの執事なんだろう？
勝手に帰っていいのか？｣

貴方｢もちろん
俺の仕事は終わった｣

ジャック｢わぉ
勝手だね～｣

貴方｢うるせぇ｣

うるさいジャックの頭を叩いて車に乗る

あーぁ、今すぐ帰りたい