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俺はそのでかいシャツのまま大広間に戻る
スキャター｢あれ、Aさんアップルさんのシャツ着てるんですか？｣
貴方｢あー、
荷物全部置いてきてんだよ
かえのシャツ忘れちまってな
ここに置いてるのはサイズが少し小さくなってたんだ｣
アップル｢ミスター
Aの荷物を頼めないか｣
V｢明日の朝には運んでおこう｣
エイトフット｢優等生のシャツじゃでけぇだろ
俺やマルフィ、ダルメシアのがいいんじゃねぇか？｣
ジャック｢僕は！？｣
貴方｢お前のは小さい｣
ダルメシア｢A〜
僕のシャツ貸すぞ？｣
貴方｢いや、俺もそう言ったんだけどな
あいつが今日一日だけだからこれでいろって｣
マルフィ｢アップルがそれにしろと言ったのかい？｣
貴方｢そうだけど？｣
ジャック｢おじいちゃん大胆なこと言うね〜！｣
アップル｢すみませんねぇ
貴方のように身体も行動もちまちました人間ではないので｣
ジャック｢はぁ！？｣
喧嘩しているふたりを横目にスキャターに灰皿を頼む
ヴェール｢お煙草はいつから吸われましたの？｣
貴方｢20歳なったころ
アメリカの先輩とノリでな｣
タバコを口にくわえようとして手が止まる
貴方｢……やっぱ吸わねぇ｣
ファージャ｢ウチらに気にせんと吸ってええよ？｣
貴方｢いや、そーゆうんじゃねぇよ｣
ハーデス｢ライターがないのなら私が火を貸して上げなくもないわよ｣
貴方｢いや、あるから大丈夫｣
ホック｢では何故だ｣
貴方｢アップルのシャツだから｣
アップル｢タバコの匂いは着いてもいい
気にすることは無い｣
貴方｢んな事気にしてねぇよばーか
匂いなんてちゃんと洗えば取れるんだから｣
ファージャ｢…はっはぁーん｣
ジャック｢そーゆう事ね｣
エイトフット｢可愛いことするじゃねぇか色男｣
ニヤニヤとし始める3人
貴方｢うっせばーか
俺明日も仕事だから寝る
アップル、先行くな俺｣
アップル｢あぁ、おやすみ｣
俺はそのまま大広間を出た
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ダルメシア｢なんでAはタバコ吸わなかったんだ？｣
エイトフット｢アップルの匂いだ｣
ファージャ｢好きな人の匂いやからそれを消したくなかったんちゃう？｣
ジャック｢タバコ吸ってその匂い着いたらくそリンゴの匂いが消えちゃうもんね〜｣
ホック｢洗えばいいのにな｣
ハーデス｢そーゆう問題じゃないと思うわよ｣
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作者名：まい | 作成日時：2019年6月19日 14時
