ヴィランズのお手伝いさん~2~【ヴィランズ手下】 (ページ32)

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スキャターside

貴方(？)｢まさか、分かんねぇのか？｣

ファージャ｢Aや！！！！｣

スカー｢全然わかんなかった！！｣

ダルメシア｢Aの匂いがするぞ！！！｣

マルフィ｢うぇるうぇる…これは驚いた…｣

ジャック｢まるで別人だよ…｣

Aさんは7年前と大違いだった

明るかった髪色は黒くなって、背も高くなっていたし、声も少しだけ低くなっていた

そして、何より…

スキャター｢なんか、以前よりかっこよくなられた気が…｣

ヴェール｢確かに！
そんな感じしますわ！｣

ホック｢それに、話し方が変わったな｣

貴方｢別に変わったわけじゃねぇよ｣

レディースリクルーターに囲まれたAさんの視線は唖然としたアップルさんに向けられた

貴方｢なんて顔してんだよ
毒林檎｣

にやにやしながらアップルさんに近づくA

貴方｢愛しの愛しのAくんに会えたんだろ？
何か言うことは？｣

アップル｢あぁ、、
おかえり、A｣

貴方｢ただいま｣

スキャター｢それにしても…
いつ日本に、、、？｣

貴方｢去年帰ってきたんだけどな、所属先とか仕事とか立て込んでてなかなか会いに行けなかったんだよ

ちょうど今日ハイタワーに帰ろうかと思っててなぁ｣

ファージャ｢それまでどこおったん？｣

貴方｢雅人の家｣

雅人さんはAさんがアメリカに行ったあともよくハイタワーに遊びに来ていた

妹の小百合さんと2人で

なんでも、国際弁護士になれて今ではいろんなところに引っ張りだこみたい

スカー｢教えてくれれば良かったのに～｣

貴方｢教えたら俺の仕事が片付かねぇだろ？｣

そんな話をしているとAさんのケータイがなった

貴方｢悪い、ちょっと出るわ

はい、赤羽｣

Aさんは何やら真剣な表情だった

貴方｢分かりました
直ちに現場に急行します｣

そう言って電話を切った

貴方｢仕事が入った
夜になったらハイタワーに帰るよ｣

ヴェール｢頑張ってくださいまし！｣

貴方｢おー｣

Aさんは少し離れたところに止まったバイクに跨った

スキャター｢ハーレイ！？｣

貴方｢よく知ってんなスキャター｣

Aさんはフルフェイスヘルメットを被ってそのまま走っていった

ファージャ｢かっこええわ…｣

女性陣はそんなAさんにメロメロになっていたけど怒られそうだからやめた