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貴方｢あの窓からこぼれる光は何だろう？
向こうは東、とすればジュリエットは太陽だ｣
雅人｢また棒読みかよ｣
貴方｢セリフ合わせくらい好きに読ませろ｣
ハイタワーの大広間で2人でセリフ合わせをする
なんともめんどくさい作業
貴方｢俺は役者になりたいわけじゃねぇんだよ｣
雅人｢これも単位を取るためだと思えばいーじゃん｣
貴方｢いいから続きするぞ
夫人とベンヴォーリオのシーンな
夫人のとこ読んでやるから読め｣
雅人｢あいよー｣
貴方｢ロミオの煩いの元種がどこにあるか聞いてくれたの｣
雅人｢ああ、すいません。
つい動転しました。
実は私にさえ打ち明けようとしないのですが、、せん、、｣
貴方｢千載一遇｣
雅人｢それだそれ｣
エイトフット｢お前ほんとに演劇出来んのか｣
雅人｢出来るっての！
今までずっとAと出てきたんだから！｣
貴方｢その度に読めない漢字だらけ
お前それで弁護士なんてよくなれるな…｣
雅人｢絶対なるからな！｣
貴方｢じゃぁ漢字の勉強しろ｣
雅人｢まずは演劇だろ｣
貴方｢演劇どうでもいい｣
雅人｢でも今回真面目にしないとお前セリフくそなげぇからな｣
貴方｢もう覚えた｣
雅人｢お前超人？｣
貴方｢嘘だわ
さすがに三日くらい時間が無いと｣
ファージャ｢それもそれですごいと思うで｣
貴方｢相手役が気に入らない｣
雅人｢誰連れてきても気に入らねぇだろ｣
貴方｢…まぁ、そうだけどな｣
雅人｢だろ？
我慢我慢｣
貴方｢…はぁ…｣
演劇嫌いになりそうだ
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作者名：まい | 作成日時：2019年6月19日 14時
