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体育祭、優勝したのはもちろん赤ブロック
まぁ、俺と雅人が居るし
ただ、終わったあとが面倒なんだよなぁ…
｢Aくん！
ハチマキ交換しよ！｣
｢私としよ！｣
｢先輩！
私と！｣
この学校のジンクスで体育祭でハチマキを交換したら両思い
その二人はカップルになる
それを強いられる俺は無理矢理両想いになれって言われてんのか？
貴方｢お前ら、しつこい
俺より他の人に渡せよ｣
｢え〜！？｣
｢Aくん！
おねがい〜！｣
しつこい…
早くあいつらと合流しよ…
｢あ！
Aやっと見つけた！｣
目の前にはアイツらがいて俺に近づいてきたのはファージャだ
ファージャ｢来るの遅いねん！
探したやん！｣
｢ちょっとおばさん｣
ファージャ｢おば、、っ！｣
｢Aくんは今私たちと話してたでしょ？
邪魔すんじゃないわよ｣
｢いい歳して、何若い子に色目使ってんのよ｣
｢ね、Aくん！
私たちとお話しよ？｣
貴方｢断る｣
｢えっ、、、？｣
貴方｢お前らあと2年もすれば社会人だろ
見ず知らずの人にそんなふうにおばさんとか失礼な態度取れること自体がおかしいだろ
お前らみたいな物分りの悪い社会のクズがいるから世界成り立たねぇんだよなぁ〜｣
｢で、でも、、！｣
貴方｢しかもその歳になっても訳のわかんねぇジンクス信じて俺と両思いになろうとしてんの？
それに、俺はお前らと話してたつもりは無い
お前らが勝手に寄ってきてんだろうが
それとさぁ、この人俺の親戚なんだよ｣
｢えっ、｣
｢そ、そうだったんですか！？
Aくんの親戚ってだけでやっぱりお綺麗ですね！｣
貴方｢手のひら返してんじゃねぇよ
まぁ、確かにファージャは優しいし綺麗だしなぁ
分かるぜ？お前らが妬んでおばさんとか暴言吐いちゃうのもさぁ
お前らみたいに外見だけでなく中身までブッサイクな奴らとは違うからな｣
｢そ、そんな、、！
そんな言い方ないでしょ、、！？
せっかく、こんなふうに好意持ってくれる子がいっぱい、、！｣
貴方｢いつどこで誰が俺に好意を持ってくださいって言った｣
俺の驚くほどの低い声にビビる女共
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作者名：まい | 作成日時：2019年6月19日 14時
