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目が覚めると、そこは見なれた天井があった
ヴェール｢Aさん！
目が覚めましたのね！｣
貴方｢ヴェール、ホック…｣
ダルメシア｢僕とマルフィも居るぞ！｣
ホック｢おはようA
とは言っても、もう夕方だがな｣
ヴェール｢マルフィさんったら、魔力が強すぎるのですわ！｣
ダルメシア｢そうだよ！
まだ免疫ついてないんだから気おつけてよ！
まる1日眠るハメになっちゃったぞ！｣
マルフィ｢それは済まないね
だが、最近眠れていなかったようだしちょうど良かっただろう｣
貴方｢ま、まぁ、
眠れていた訳では無いな｣
ヴェール｢それと、Aさん！
おひとりであのような事をなさってはいけませんわ！｣
貴方｢え、あ、あぁ…｣
ホック｢アップルも心配していたぞ｣
貴方｢別にどこか怪我したわけじゃねぇんだから
大袈裟だよ｣
ダルメシア｢そーゆうことじゃないと思うぞ〜｣
貴方｢なにがだ？｣
マルフィ｢君はまだヴィランズと人間を行き来している状態だ
魔力だって、体内の中にあるだけで満足に使えるというわけじゃないからね
なのに、仮にも相手は魔力持ち
君に何かあったらと気が気じゃなかったのさ｣
ヴェール｢それに、Aさん魔力ダダ漏れでしたわよ？｣
貴方｢…俺ネックレスどこやった？｣
ホック｢お前の洗面台の上にあった｣
俺の首にホックが掛けてくれる
ホック｢あのように魔力を大放出されては、敵にすぐ気づかれる
やはり、制御できるまで外さない方がいい｣
貴方｢そーする｣
すると、部屋の扉が空いた
アップル｢起きていたか｣
ダルメシア｢りんご！おかえり！
今起きたところだぞ！｣
アップル｢そうか
すまないな、面倒を見てもらって｣
ヴェール｢大丈夫ですわよ！
お気になさらず！｣
マルフィ｢私の美しい顔を見ていたらAが起きるのなんてすぐだったさ｣
ホック｢アップルは帰ってきた
撤収！｣
ホックのその一言でゾロゾロと4人は部屋を出ていった
アップル｢身体は大丈夫か｣
貴方｢あぁ
大丈夫だ｣
アップル｢お前はまだヴィランズになりきれている訳では無い｣
貴方｢さっきも言われた｣
アップル｢そして、まだ大人になりきれていない
お前に汚れ仕事はまだ早い｣
貴方｢子供扱いすんな｣
アップル｢子供扱いではない
ヴィランズとして汚れ仕事させられないと言っているんだ｣
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作者名：まい | 作成日時：2019年6月19日 14時
