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貴方「…あいつが来たんだろ?」


雅人「あー、アダムってやつだろ?」


貴方「別に、俺の事なんて庇わなくていいんだよ
全部正直に答えときゃいい」


雅人「何言ってんだお前
友達を守るのが友達の役目ってもんだろぉ?
それに、俺は元気だからな!」


ニカッと笑う雅人はいつもと変わらない


今回は助かった


体に害がなく、眠らされただけかもしれない


でも、次はどーなるかわからない


貴方「…ありがとな」


雅人「んだよ改まってw
気持ちわりぃw」


貴方「うるせぇよ童 貞」


雅人「はぁ!?」


貴方「まぁ、元気ならいいよ
退院は?」


雅人「午後には退院できるって」


貴方「そうか
お大事にな?」


雅人「おう!」


雅人の病室から出れば小百合が待っていた


貴方「悪いな待たせて」


小百合「ううん!
来てくれてありがとね!」


貴方「おう
じゃぁな」


小百合「もう帰るの?」


貴方「用事があるんだよ」


病院を出てハイタワーに戻る


スキャター「あ!Aさん!
雅人さん大丈夫でしたか?」


貴方「あぁ
単なる寝不足だ
ゲームのし過ぎなんだよあいつは」


マルフィ「うぇるうぇる…」


エイトフット「何やってんだあいつ」


貴方「お前もそーならねぇように睡眠は取れよ〜
アップル、ジャック
喧嘩やめろ」


ジャック「だってぇ〜!!」


貴方「はいはい、だってねだって」


アップル「A、ペンダントはどこにやった?」


貴方「ん?
あー、昨日風呂から上がったあと付けんの忘れてた」


アップル「気おつけろ
いくら体が術を覚えていたとはいえ暴走すると危ない
それに、あれは女王陛下の魔力が込められている
浴室に持っていったところで錆はしない」


貴方「へぇ〜
流石はばぁちゃんだ
じゃぁそのネックレス付けてくるわ」


俺は大広間を出て部屋にむかう


今夜、ちゃんとケリをつけなきゃなぁ

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作者名:まい | 作成日時:2019年6月12日 1時

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