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Noside

アップル「王子、どうか少しでもお召し上がりください」


貴方「いらない」


あれからAはクイーンに引き取られた


だが、部屋にこもり、何も食べずにただただ悲しみに浸るだけ


それもそうだ


目の前であんな光景を見せられて、それも原因は自分


こんなに悲しいことがほかにあるだろうか


アップル「王子…
もう5日も何もお召し上がりになっておりません」


貴方「食べても味しないから、いらない」


アップルが何を言っても聞いてはくれず、困り果てていた


そこでクイーンは今までのAの魔法や魔力、そして自分の記憶を封じたのです


そして、記憶を少し書き換え、学校から帰ってきた頃には空き巣に殺されていたことにした


全てを封印させた後はアップルの記憶からもAの記憶の全てを消したのだ


自分以外の身内の人間からAの記憶だけを取り除いたのだ


Aのことを覚えているのは、クイーンとカラスのレイバンだけだった


それから9年


アダムはAを見つけてしまったのだ


そして、今に至る

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作者名:まい | 作成日時:2019年6月12日 1時

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