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雅人「それ好きだろ」
冬休みの部活
まさとに会った時あの日の会話の内容を少し話した
貴方「んなまさか」
雅人「いやそうだろ!
おまえ鈍感か!?」
貴方「誰が鈍感だこのクソ童 貞」
雅人「童 貞じゃねぇよ!!
いや、そうだけど!!」
貴方「じゃぁ否定すんなよ」
雅人「あのな?
俺は好きでどーてーさんしてるんじゃねぇんだよ
やらせてくれる子が居ねぇんだよ!」
貴方「お前彼女は出来ても最後まで行かねぇよな
手出せねぇの?」
雅人「いやぁなかなか勇気が…って今は俺の話じゃねぇだろ!
その人はお前のこと好きだから心配すんだよ
お前人のこと好きになったことねぇのか!?
いや、お前はねぇな」
貴方「一瞬で我に返るのやめろ」
雅人「で、お前はその人のことどー思ってんだ?」
貴方「どーって聞かれてもなぁ…
まぁ、頼りになる奴だなとかまぁ、なんか落ち着くのかなぁ」
雅人「どーゆう所が?」
貴方「抱き締められて否定できないようなやつ」
雅人「それ好きじゃん!!」
貴方「ちげぇわ」
雅人「りょーおもいじゃん!!」
貴方「いや黙れ
声でけぇ」
雅人「お前つくづく鈍感だな
自分の事になると
いつもならすぐ気づくのになんで気づかねぇの?
え、その子タイプの子じゃねぇとか?」
貴方「いやそれ以前に男だわ」
雅人「…ごめん俺耳遠くなった?」
貴方「いや聞き間違えじゃねぇよ」
雅人「お前そっち系?」
貴方「だから違うっての」
雅人「でも俺はいーと思うぜ?
同性でもさ
普通の恋ってのよりスリルもあるし、新鮮さもあっていいんじゃねーの?」
貴方「お前何語ってんだ?」
雅人「いいな〜
男同士ってのもあるし悪くねぇな
俺も探そうかな」
貴方「お前冗談よせよ」
雅人「いや本気」
貴方「マジかよおい」
雅人「ま、俺は応援してるぜ!」
貴方「いや、だから違うって…」
雅人「あ!
なぁ、今日勉強教えてくんね?
俺わっかんなくてさ」
貴方「お前アホだもんなぁ〜」
雅人「うるせぇ!
ってことでお前ん家行っていい?」
貴方「お前ん家じゃダメなのかよ」
雅人「俺ん家だとゲームしちゃうからだめ
しかも妹が今日彼氏連れてくるんだよ!」
貴方「えー、、、」
雅人「な!お願い!」
貴方「…誰にも言わないって誓え」
雅人「え?」
貴方「いいから誓え
この誓を破ったらお前とは絶交だ」
雅人「誓う!!誓う!!」
貴方「よし」
雅人「え、なにが?」
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作者名:まい | 作成日時:2019年6月12日 1時