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台所で夕飯を作っていた頃
大広間は何故か騒がしかった
ダルメシア「わんわんわん!!!」
ジャック「うわっ!
飛んだ!!!!」
ヴェール「ジャックさん!!
早く外に出してくださいまし!!」
マルフィ「うぇるうぇる
美しくない」
アップル「お前達静かにしないか」
ハーデス「たかが__じゃない」
大広間で何かが起きてるのは確かだけど、ハーデスの声がジャックたちの騒ぎ声で聞こえなかった
スキャター「ちょ、やめてくださいよ!
私それ嫌いなんです!!」
ジャック「え、嫌いなの?」
スキャター「嫌いですよ!!!」
ホック「また飛んだぞ」
スキャター「きゃぁぁあ!!!!」
エイトフット「うるせぇ!寸胴!!!」
貴方「お前ら全員うるせぇよ!!
ったくさっきからなんの騒ぎだ!!
どーせまたジャックがワンダーランドから変な生きもん連れてきたんだろ!」
ジャック「違うよ!
ダル!Aに見せてあげなよ!」
スキャター「見せるんですか!?」
ダルメシア「まって!
今捕まえる!
捕まえた!!!」
ダルメシアが手の中に何かを入れて俺に近づいた
貴方「あ?何がいるんだ?」
ダルメシア「こいつすばしっこくて捕まえるの大変なんだぞ〜」
スカー「黒光りした、足の生えた小さな生き物なの!」
黒光り…足の生えた小さな生き物…
貴方「まて、ダルメシア、そいつを俺にちかづけ」
ダルメシア「ほれ!」
近づけるな
そう言い終わる頃にはもう遅かった
ダルメシアの手から放たれたそれは俺の額に飛びついた
ジャック「それなんだっけ?
ゴキブリ?」
ダルメシア「そうだぞ!
家なんか探すと沢山見つかるんだ!」
スカー「あれー?A固まっちゃった」
スキャター「あれ、これ不味いやつじゃないですか?」
ホック「大丈夫か?A」
貴方「う、い、ぁ、、、」
エイトフット「おい、そいつ早く追っ払ってやれよ、」
ダルメシア「?もしかしてA嫌いなのか?」
貴方「き、い、ぁあ、、、!」
放心状態の俺から額に着いたそいつをアップルがいとも簡単に取ってしまった
そのままそれを窓の外に放り投げた
ハーデス「人間はあれが嫌いな人の方が多いのよ」
ダルメシア「そうなのか?」
スキャター「そうですよ!」
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作者名:まい | 作成日時:2019年6月12日 1時