ヴィランズのお手伝いさん【ヴィランズ手下】 (ページ30)

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｢我々の狙いはお前らの家にいるガキだ
ガキはどこにいる｣

黒いマントの男

ガキ、、、？

俺の事か、、、、？

いや、俺以外に誰がいるんだ

やっぱり、あの男の狙いは俺だった

明日香｢子供なんて知らないわよ、、、！｣

｢惚けるな
あのガキは＿＿＿＿＿＿＿｣

なんだよ、、、

俺は、、なんなんだよ、、、

なんで肝心なところだけ、、、！！！

そこで夢は終わり俺は目を覚ます

…なんなんだ、今の

アップル｢目を覚ましたようだな｣

貴方｢アップル、、、
リクルートは、、、？｣

アップル｢もう終わった｣

貴方｢そんなに寝てたのか…｣

アップル｢無理をするなと言っただろう｣

貴方｢悪い
自分でも限界がわかんなかったんだ｣

アップル｢また、震えているぞ｣

貴方｢あぁ、悪い夢を見た
いつもの事だ｣

アップル｢安心しろ、ここは悪夢ではない｣

そう言って俺の頭を撫でる

アップル｢少し席を外すが大人しく寝ているんだぞ？｣

そう言ってアップルが部屋を出ていった

俺はベットを出て引き出しを開ける

貴方｢あーあ
血で錆びてるよ｣

カッターの刃を新しいものに変える

いつもの様にバンドを外す

貴方｢…ない｣

いつもある傷がなくなっていた

貴方｢今朝まであったのに…｣

｢何があったんだ｣

嫌に心臓が早くなる

嫌な汗が背中を流れる

ゆっくりと後ろを見ればアップル達がいた

ホック｢これは回収する｣

ホックが唖然と立つだけの俺の手からカッターを奪った

貴方｢な、なんで、｣

マルフィ｢スカーから聞いてね｣

スカー｢ごめんなさい、A、
でも、Aが居なくなりそうなくらい、悲しそうな目をしていたから、、、｣

ハーデスの後ろから申し訳なさそうなスカーが顔を覗かせた

V｢傷は治させてもらったよ
見るに堪えないほどの傷だったからね｣

アップルがツカツカと俺に近づく

何があったのかわからぬ間に部屋には乾いた音が響く

俺の左頬はジンジンと痛んだ

ヴェール｢アップルさん、、、！！｣

アップル｢何故こんな事をしたんだ
傷の数からして、ここに来る前からだろう｣

ジャック｢おいくそリンゴ！
いくらなんでも叩くことないじゃん！
ちゃんと話を聞いてやれよ！｣

アップル｢黙れトランプ兵
今私はAと話しているんだ｣

アップルから異様なオーラが漂っているのがわかる

これが魔力ってやつなのか