わんこ系男子と見せかけて【ヴィランズ手下】

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ファージャside


スキャター｢Aさん！
コーヒーお持ちしました！｣


貴方｢あぁ、そこ置いといてくれ｣






スキャター｢Aさん！｣


貴方｢あ？なんだ｣


スキャター｢クッキーいかがですか？｣


貴方｢あー、俺甘いの苦手なんだよ｣


スキャター｢だと聞いたので、甘さ控えめですよ！｣


貴方｢なんだよ寸胴の割には気が利くじゃねぇか｣


スキャター｢寸胴！？｣




貴方｢おいスキャター
コーヒー部屋にもってこい｣


スキャター｢はい！
直ぐに持っていきます！！｣


めがねちゃんとAがやっと仲良くなって、Aがめがねちゃんに暴言吐くことも無くなった


喧嘩もないし結構上手くやってる


…なのに


ファージャ｢なんでこんなもやもやすんねん…｣


2人の距離が縮まって、仲良くなったのは嬉しいことのはずなんになぁ


ヴェール｢ファージャさん？
どうかなさいましたの？｣


ファージャ｢あ、ヴェールちょっと聞いてや
実はな…｣


ヴェール｢まぁ！ファージャさん！
それは即ち、嫉妬ですわよ！｣


ファージャ｢しっ、と、、？｣


ヴェール｢ふふっ
ファージャさんは、Aさんのこと大好きですのね！｣


ファージャ｢べ、べ、べ、別に好きちゃうし！！！！｣


ヴェール｢素直じゃございませんのね
今のうちに素直にならないと、逃げられちゃいますわよ？｣


嫉妬…


そりゃ、Aのことは好きやで？


好き、


すき、やけ、ど、


ヴェール｢お顔、真っ赤ですわよ？｣


ファージャ｢う、う、うるさいな！
赤くない！｣


ヴェール｢ふふっ｣


うち、明日からどんな顔して合えばええねん…

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