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5話 ページ6
「勝利、Aちゃん。良かったら夕飯たべていかないか？桜子さんもいつも大変だろうし。」
桜子とは、私たちを1人で育ててくれているお母さんのこと。
「工場長！そんなの悪いですよ。」
「今日は優太も泊まりにくる予定ですし、何とかしますよ。」
「そうかい。まあ、困ったときはいつでも言うんだよ。」
「はい。ありがとうございます。」
「えー、勝利もう帰るーん？」
「のんちゃん。僕らももうあがりだから。」
「まーじ！？じゃあAちゃん待っといてなー！すぐ準備してくるわー！」
のんちゃんはルンルンで奥の着替え場に行った。
「のんちゃんは相変わらずAちゃんのこと好きだよね。」
「絶対のんちゃんに結婚の挨拶されても許さないけどね笑笑」
え、サラッと言ったけど、勝利さん。
「勝利に決められたくないよ？」
「えっ……。」
固まる勝利。笑いをこらえてる神くんとチカくん。よくわかっていないマリくん。
ちょっと面白いかも。
あっ、そういえば。
「勝利、今日さ、私の名前を知ってる人に会ったんだけど。」
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作者名：大仏さま | 作成日時：2017年7月10日 22時
