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Aside
「んふふ〜流星お待たせ！」
デートの待ち合わせに先に来ていた流星の
側まで駆け寄ると
「俺もさっき来たばかりやで。……って可愛ええ//
」
耳を赤くし私を見る流星に、
流星の決まった格好も素敵で見蕩れてまう。
「流星も格好ええよ//」
そう言うと「ありがとう//」なんて、
照れながら言う流星に微笑む。
「今日は水族館やな。」
そう言うと流星はさりげなく私の手を握り
歩き出すそのエスコートもキュンとするねん。
「私クラゲ好きやねんな〜綺麗やし。」
歩きながら流星に笑いかけると
「俺もクラゲ好きやで。」って
微笑むから幸せやなって思う。
このまま流星にどんどん惹かれていけたら
幸せやから…。
望も知奈さんとデートしとるのかな？
って考えたらあかんな。
「A？喉乾かん？」
「あ、おん！なんか飲もうかって…タピオカやー」
目に入ったタピオカの飲み物が並ぶ店に
立ち寄ると、
「俺タピオカミルクティー飲もうかな？Aは？」
「私もミルクティーがええ。」
支払いしようとするとスマートに支払い済ませる
流星に…
「悪いから払うで。」
「ええからええから。ほい。」
私の手の上に乗せられたタピオカミルクティーに
「ありがとう。流星。」
ここは素直に甘えることにした。
それから電車に乗り水族館に向かうと
流星と手を繋ぎ中に入ると
沢山のお魚達が自由に泳ぐ水槽に釘付けになった。
あまりの綺麗さに…水槽に手をついて見てると
流星は、
「綺麗やな…Aとお魚達が絵になるな」
頭を撫でるからそっと見上げると
そっと唇に流星の唇が軽く触れた。
「愛してるでA」
「…ありがとう流星」
照れて「私も」なんて言えないを理由に、
私は下を向いて歩く。
「Aにいつか俺だけを見てもらえるように頑張らんとな」
意味深に言う流星に、
私は「流星をちゃんと見とるよ」って
言えず無言になってしまう最低な女や。
「さぁご飯でも食べへん？」
流星から話題持ちかけてくれて
つくづく流星に甘えすぎとるなって
実感してまう。。。
「そうやね。なんかお腹空いたわ」
ちゃんと笑えとるかな？
流星に笑いかけられとるかな？
「A何食べたい？」
「うーんピザとか食べたい気分やー」
少し明るめに言うと安心したのか流星も
笑顔が和らぎ
「ならピザの美味しいお店知っとるからそこ行かん？」
そう言い私の手を引いて歩く流星に
私もついていく。
「楽しみ♪♪」
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作者名：maron | 作成日時：2018年12月18日 3時
