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さくら「Aと澪奈は言ってた。
私達が、真壁くんの選手生命を奪った。
だから、澪奈は真壁くんの分まで努力して、一分一秒でも早くゴールするんだって!
Aは、幼なじみとして、私を助けてくれた真壁くんを支える!
それが私達の出来ることだからって!
二人がそう思えたのは、苦しみや悲しみを乗り越えた真壁くんを見たからだよ。」
海斗「…何だよ……。
知ってたよ…
コイツが…真壁が俺より強いって……。
取り返しのつかない事したって…。
そんなん知ってたよっ!!」
海斗は涙を流しながら言った。
海斗「殴ってくれよ。
殴れよ!おい!
殴ってくれよ!」
翔「…景山は
きっとそんな事望んじゃいないよ」
翔は海斗の肩を掴む。
翔「この悲しみを力に変えてくれ、里見!
景山の分まで…」
『……』
柊「刑事さん。
僕が今、語ったことは、あくまで理想論です。
でも……
現実はそんなに甘くない」
柊は、拳銃を出して、生徒達に向けた。
生徒達「きゃぁぁっ!!」
生徒達は、後ろへ下がる。
甲斐「なんで拳銃なんか持ってんだよ!!」
『先生…』
柊「言ったはずですよー。
間違えたら、5人の命を奪うって。」
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作者名:ちょこみんと。 | 作成日時:2019年4月7日 19時