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さくら「なんで動画なんて撮ったの？
澪奈が何したの！？」
海斗「言いたくない…」
香帆「ちゃんと答えなよ…！」
海斗「俺はアイツのせいで傷ついた。
だから傷つけようと＿」
柊「里見、お前は
初めからドーピングのフェイク映像を作るためにあの動画を撮ったのか？」
海斗「いや！？
景山を陥れるならなんだって良かった！
あの動画があんな風に加工されてて驚いたよ！」
柊「なら、お前が加工したわけじゃないんだな？」
海斗「あぁ、宇佐美の鞄にDVDを入れたのも俺じゃあない！」
『ねぇ
もしかして私のせい…？
私が、海斗に澪奈といたいって言ったから？』
海斗「……あぁ」
『……
そんな…』
Aは海斗に近づく。
『なんでよ…
それじゃあ、私にすれば良かったじゃん！！
海斗を傷つけたのはわたしなんだから、
私を憎めば良かったのに！！』
Aは目に涙を溜めて、海斗に訴える。
賢「A…A！
………落ち着け」
ねぇ、ねぇと海斗に詰寄るAを賢は止める。
Aは頭を抱えてしゃがみこむ。
賢はAの背中をさすって落ち着かせる。
柊「里見
お前が西宮や景山との間に何があったのか
そんな事はこの際どうでもいい！
俺が知りたいのは一つだけだ。
…お前は本当に、景山が苦しむ姿を見たかったのか…？」
海斗「……」
柊「それがお前にとって
明日を生きる活力になったのか！？」
海斗「…活力って何だよ……！」
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作者名：ちょこみんと。 | 作成日時：2019年4月7日 19時
