#＿074 ページ24
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甲斐は柊に殴られる。
柊「お前は金に目がくらんで
廃墟に連れていった。
なのに何で裏切って彼女を助けた？」
甲斐「あいつらが景山を拐おうとしてたからに決まってんだろ！！」
甲斐が殴りかかろうとすると、
柊は、投げ倒す。
柊「ｯ……」
柊は、顔を歪めて苦しみ出した。
甲斐は柊に攻撃をする。
柊を机の上に押し付けて、顔を何度も殴る。
柊は甲斐を押し倒す。
柊「お前は本当に何も知らなかったのか？
薄々感ずいてたんじゃないのか？
景山が酷い目にあうことを。
お前がそれでいいと思ったから引き受けたんじゃないのか！？
…けど、急に怖気付いて景山をかばった。」
甲斐「なわけねぇだろ！！！」
柊は甲斐の攻撃をかわし、話を続ける。
柊「ならどうして、西宮には話を持ちかけなかった？
西宮を危険な目に遭わせたくなかった。
それは、酷い目にあうことがわかっていたからだろ？」
甲斐「…っ……」
柊「それに、どうして景山を陥れる動画を撮らせた？
それを頼んだのは、景山を拐おうとしたヤツらなんだろ？」
甲斐「…！」
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K「景山澪奈が二度と泳げなくなるネタが欲しい。」
Kは、茶封筒を甲斐に渡す。
中には札束が入っていた。
K「…引き受けてくれたら
西宮Aには手を出さない。」
甲斐「…！！」
K「でも、引き受けなかったら…
…分かるよなぁ」
甲斐「……」
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作者名：ちょこみんと。 | 作成日時：2019年4月7日 19時
