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真壁「そういえば、内通者のことなんだけど…
あれが本当なら、先生と繋がっている生徒がいるってことだよね」
光多「てことはこの中に
うーらーぎーりーもーのーがーいーる。
って事か?」
さくら「何か…ギスギスしてるね……」
香帆「無理もないよ。
極限状態がずっと続いてるんだもん。」
諏訪は甲斐の所に行った。
諏訪「ねぇ、フェイク動画のことになってからやけに大人しいけど
なんか知ってんの?」
ガラガラ
柊「おはよう!!!」
柊が場違いな程の大きな声でやってきた。
柊「はい、起立!」
生徒達は起立する。
柊「今日も、俺の授業を始める。
礼。
着席。」
全員席に着く。
柊「さぁさあ
今日も張り切って課題をこなして貰おうか〜?
みんな心の準備はいいか?」
生徒達「…」
柊「まずは、里見の証言を思い出してみよう。
…つまり、里見に動画を撮らせた人物がいるという事だ。」
逢沢「その犯人を探せってことですか?」
柊「ピンポーン!」
凛「先生…それが分かったら私達は自由になれるんですか?」
柊「そいつが全ての元凶ならなぁ…。
さぁ、我こそはと思う人、手を挙げてぇ!」
光多「だから名乗り出るわけねぇ_」
甲斐「俺だよ」
甲斐が手を挙げた。
全員一斉に甲斐の方を見る。
『え…?』
柊「……」
甲斐「………」
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作者名:ちょこみんと。 | 作成日時:2019年4月7日 19時