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#＿061 ページ11
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怜央「やっぱり殺されちゃう！」
兵頭「ふざけんな！！」
柊「今から呼ぶ五人は、隣の美術室に来い！
それ以外の者は教室から出るな！
…出たら命の保証は無い！！」
教室には泣き叫ぶ声が響く。
柊「まず一人目だ。
西宮A！」
『……え…？』
甲斐「おい！ちょっと待て！！
なんでAなんだよ！」
翔「嫌だ…
Aは死んじゃダメだ！」
諏訪「そうだよ！
なんでよりにもよってAなの！？」
愛華「ぶっきーお願い！！
考え直してよ！！」
柊「悪いな。
お前らがなんて言おうともう決まってるんだ。」
海斗「待ってくれ！！」
柊「…」
海斗「Aの変わりに俺を入れてくれ。」
『は、海斗…？』
海斗「これが正しい事だなんて思ってねぇ。
でもこれは、俺がまいた種だ！
俺は、ここにいる誰よりも責任をとらなきゃいけねぇ！
償わなきゃいけねぇ！」
翔「里見…」
『……何言ってんの…
…ダメ！！ダメだよ！
私のかわりに死ぬなんてダメ！』
海斗「A……ごめんな。
Aの事大好きだったのに、
そんなAを傷つけたのは…俺だった。
本当にごめん。
だから、俺に償わせてくれ…」
『海斗…』
．
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作者名：ちょこみんと。 | 作成日時：2019年4月7日 19時
