#_039 ページ39
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翔「A!大丈夫?」
『うん…大丈夫』
甲斐「何だよ!今の!」
海斗「俺じゃねぇよ!」
柊は甲斐を殴って、自分の上から退かせた。
そして、立ち上がった。
柊「俺がお前らの動きを見て、
何も警戒してなかったと思うか?」
柊は机に足を置き、ズボンを上にあげた。
足にはリモコンがあった。
海斗「何で、リモコンがもう一台?」
柊「こっちが本物だ。
それはただの時計だよ。」
海斗は時計に触れた。
でも、何も起きなかった。
海斗「そんな……」
柊は自分のハンカチで鼻血を拭いた。
柊「さぁ、形勢逆転だ。
お前ら全員黒板の前並べ。はい並べ!」
柊は、座っている生徒の背中を叩いて、黒板の前に行かせる。
柊「壮観だなぁ」
柊は一つの席に座った。
Aは甲斐の後ろ、翔の隣に居た。
柊「言ったよなぁ。
次、何かやったらペナルティだって。
君たちの上には、爆弾がある」
生徒達は慌てて動こうとする。
柊「動くな!」
生徒達は動きを止めた。
柊は腕のリモコンに手を伸ばした。
花恋「やめてよ、ぶっきー!」
沙良「ちょっと待って、私達関係ないから!」
瑠奈「そうだよ!やったの男子ですよ!?」
西崎「俺も関係ないよ…」
兵頭「コイツらがいけないんだよ!」
兵頭が殴りかかろうとする。
それを他の生徒が止める。
柊「はいはいはいはい」
柊は手を叩いて、収めようとする。
でも、生徒達は騒がしいままだった。
柊「お前ら、聞けぇ!オラッ!」
柊は兵頭の方に机を投げた。
柊「これは、連帯責任だ。」
全員「……」
生徒達は柊を見る。
涙を流す生徒も居た。
柊「さぁ、死んでもらおうか」
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作者名:ちょこみんと。 | 作成日時:2019年3月2日 19時