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#_002 ページ2






『ふぁぁ〜』






派手に欠伸をしながら、学校まで歩く。



耳からはお気に入りの曲を流して
Aはゆったりと歩いていた。



翔「A、おはよ」



その声がして左耳のイヤホンを外した。









『あ、翔。おはよー』









声をかけてきたのは、幼なじみの真壁翔。






翔「そんなにゆっくり歩いてたら遅刻するぞ」






『えー、でも、早く行ったら音楽聴く時間が少なくなるじゃん』




翔「じゃあ、先に行ってるよ」



『ほーい』


もう一度両耳にイヤホンを付けて、さっきと同じペースで学校までの道を歩いた。








学校について、Aは相変わらず廊下をのんびり歩く。








香帆「A!おはよ!」

華「Aちゃん、おはよう!」




『香帆、華ちゃん、おはよ』






声をかけてきたのは宇佐美香帆と魚住華。

Aは二人にイヤホンを外しながら笑顔で返事をする。



二人は、また後で、と言うとニヤニヤして向こうに行った。







二人の行き先を見るとやたらと多い荷物を運ぶ
柊がいた。


二人は柊に近づいた。






華「先生、オーーッス!!」





華は、ダンボールに体当たりした。

そのおかげで荷物は倒れた。




香帆「ホームルーム遅刻すんなよ〜」



二人は楽しそうに教室に行った。






すると、柊に声をかける生徒がいた。







さくら「大丈夫ですか?」




柊「いいから、チャイム鳴るよ」









柊がそう冷たく言うとさくらは教室に行った。






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作者名:ちょこみんと。 | 作成日時:2019年3月2日 19時

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