約束。【Yuri.C】 6

77　＊追記アリ ページ2

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花｢…あ、そだA、じゃあ水着買いに行かなきゃだね、





あと、夏祭り誘うなら、



もしAたちがよかったらだけど、

山田くんと私も入れてWデートみたいにできないかな…？





浴衣も引っ張り出してこなくちゃなぁ




あとはー｣






楽しそうに目を輝かせて夏休みの計画を立てる絢香が、




いつも以上にキラキラして見えた。






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テストも、侑李くんのおかげで赤点はなし、



むしろ数学なんて、絢香よりも良かったの。







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…楽しい夏休みになるといいなぁ…







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実は、夏休み中の、私の三つの目標。




あるんです。






ひとーつ。


侑李くんのLINEを、ゲットする。

付き合ってからというもの、私たちは一度も、SNSでなにかやり取りしたことがない。


電話すらもないから、とりあえずLINEがほしい…っていうこと。




ふたーつ。


絢香と涼介を、なんとかして二人きりにする！

もし夏祭りに行けたら、すこしの時間でもいいから、二人だけで行動してほしいなぁ…




みーっつ。


侑李くんに、


私からハンカチをあげる。




これはずーっと思ってることだから、なんとしても夏休み中に実現させたい。






…達成、できるといいな。







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侑李くんとの距離も、もっと縮めたい。






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距離、といえば、なんて山手線ゲームのように侑李くんからのおでこチューを思い出した私は、



急に恥ずかしくなって、一人で赤くなってしまった。






何回、思い出しちゃうんだろう……







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トマトみたいな色になっているであろう私を、また絢香がからかって。








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そんな私たちに、







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高校最初の、








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夏が始まる。








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第６弾は、絢香ちゃんとAちゃんの女子会(=YDK)からスタート！

まだキュンのキの字もありませんが、今後への期待も込めて、


どうぞ評価のご協力、よろしくお願い致します！


＊追記…作品をより良くするためにも、低評価は理由を教えてください。かなり作者的にショックでしたので、どこを直せばいいかわからず不安です。

はる

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