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これからAに俺は見えへん。
でも俺はずっとそばにおる。
困ったときはいつでも思い出してな。
じゃあ、また会う日まで
濱田 崇裕 」
手紙には崇裕らしい字で、崇裕らしい文が綴ってあった。
A「崇裕…うちも大好きやったで…」
どんなに泣いたってもうあの人は戻ってこない。
看「濱田さんのポケットにはいっていたものです。２つあったので１つはあなたへのプレゼントかと…」
と、私は指輪を受け取った。
その瞬間涙が止まらんかった。
A「あの時聞いたのって…」
そうや、あの時はもう自分は長くないって崇裕わかっとったんや…」
A「濱ちゃんのバカ…アホ…」
私はその指輪を握りしめた。
ふと崇裕のほうに目をやると、しっかりと私のあげたネックレスをつけていた。
A「どんだけ泣かせんねん…」
”お前が勝手に泣いとるだけやろ！前を向け！前を！”
そう崇裕の声が聞こえた気がした。
A「そやな。いつまでもめそめそせんと前向かな！」
私はこのとき決心した。
私は前を向いて歩き続ける
どんな苦しいことがあったとしても
崇裕のことばを信じて。
彼に私の気持ちを、あなたといられて幸せだったと伝えられるように。
あなたにまた会えるその日まで
また会う日まで〜fin〜
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作者名：崇龍 | 作成日時：2016年6月26日 23時
