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看「Aさん…」
と看護師さんは私に一通の手紙を渡してきた。
どうやらそれは、崇裕が私にあてて書いたものらしい
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Aへ
元気ですか？
そりゃ元気やんなｗ
毎日会いに来てくれとんのやもんなぁｗ
さて、この手紙をAが読んでいるということは俺はもうこの世におらん。
でも心配すな。俺はいつでもAのそばにおる。
一番近くでAのことを見とる。
たとえAに大切な人ができたとしても。
なんかストーカーみたいやなｗ俺ｗ
突然やけど１つ質問してええか？
俺はAにとってどんな存在やった？
一時でもAの大事な人になれた？
なれてればええな。
俺にとってAは一番かけがえのない存在やった。
あえて言わせてくれ、 好きや。いや、大好きや。
中学生の時からずっと。
Aが引っ越したあの日からAのことが気になってしゃーなかった。
そこでやっと気づいたんや。あぁ、俺Aのことが好きなんやって。
でも気づくのが遅かってんな。 だから直接言えへんかった。
俺が今までずっと彼女を作らんかったのも
Aが好きだったから、忘れられんかったからや。
でもこれだけは直接言いたかったなぁ…
ごめんな…もっと早く気づかへんくて
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作者名：崇龍 | 作成日時：2016年6月26日 23時
