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Akito side
照「...すげぇな、これ、、集めたん?」
「ふふ、懐かしいのも沢山あるでしょ?メンバーのみなさんに協力してもらったんですよ」
ホンマに懐かしい写真が沢山あって。
これはこうだった、とか。
あの時はこうやった、とか。
思い出話をしながら過ごす食後のまったりした時間。
あぁ、こういう時間を幸せって言うんやろな。
照「ほんま、よぉ集めたわ」
「どう?ちょっとアニバーサリーっぽいでしょ?」
照「そやな、こんなのなかなか見れへんしな〜」
「今日は、照史くんの誕生日であり、プロポーズ記念日でもありますからね?」
照「思い出すと照れるわぁ、笑」
「あ、これ、、プロポーズの後に撮った写真じゃない?」
ほら、と写真を手に取って俺に見せてきた写真。
それは紛れもなくプロポーズした日、泣き腫らした目のAとシーサー、ゴーヤーの4人で撮った写真。
この日から、1年か。感慨深いなぁ。
照「Aちゃん、目腫れとるなぁ、笑」
「もう、ほんとにもっと可愛い顔して撮りたかったのにっ笑」
照「ええやん、いい思い出やん!笑」
「そうだけど〜」
照「A、あの日から1年、ありがとうな?」
「ふふ、...改まって言われると照れるなぁ、笑」
照「俺は毎日思っとるよ」
「それは私もよ?あの日から毎日幸せをありがとう」
にこっ、と微笑むAちゃんの目は少し潤んでて。
幸せすぎて泣きそう、だなんて微笑んどって。
そんなAちゃんみて、俺の方が幸せすぎて泣きそうになって。笑
涙を隠すためにAちゃんを抱き締める。
照「幸せすぎるなぁ」
「うん...、私もとっても幸せよ?」
照「幸せな誕生日をありがとうな」
「ふふ、どういたしまして?...あ、」
照「ん?なんかあった?」
「照史くんに、もうひとつ見せたい写真があるの」
俺の腕の中にすっぽり収まっとったAが、まだ見せたい写真があると言って、するりと抜け出した。
...なんやろ、見せたい写真って。
「...あ、よかったここにあった」
照「机に出し忘れてたん?」
「んーん、これは私から照史くんに渡したくて...」
緊張した面持ちで、Aちゃんは俺の横にまた座ると
すー、、はー、、と深呼吸をした。
緊張しとるんか、なんやこっちまで緊張するな。
「...あきとくん、これ、見てくれますか、?」
照「...え、これ、って...」
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作者名:maoka. | 作成日時:2022年5月12日 0時