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Akito side





Aの料理は、相変わらずとてつもなく美味い。

食事制限せななぁ、なんて思いながらも美味すぎて箸が止まらん。笑





照「んーー、どれも最高やわ〜」

「よかったぁ、ほんと頑張って作った甲斐がある!」

照「ほんま幸せやわ、ありがとうな?」

「ふふ、まだ早い〜。これからプレゼントタイムだよ!」

照「プレゼントタイム?」

「お茶しながらゆっくり、ね」

照「...?なんやわからんけど、とりあえず食器片付けるか〜」

「そうだね、ご馳走様でした〜」





ぱちん、と両手を合わせてちゃんとご馳走様を言うAちゃん。

俺もつられて手を合わせてご馳走様って言って、食器を片付け始めた。





「あーーもうっ、照史くんはソファで休んでてください!」

照「なんでや、笑 ご飯作ってもろたし、片付けは俺の役目やろ?」

「だって今日の主役は照史くんだよ?私がやりますよ!」

照「えーの!!俺がしたいんやから!」

「でもっ...」

照「ほんなら、、さっき言っとったあのー...プレゼントタイム?とやらの準備してきてや?笑」

「うー...、まぁそれなら、、」

照「よし、決まりな!こっちは任せてや?」

「ありがとう、照史くん」






申し訳なさそうに眉毛を下げてお礼を言うのは、付き合う前からのAのクセ。



なんでもかんでも自分でやってまうAやから、人に頼るのは少し下手くそで。

そんなAのやってる事をやろうとするといつもこうやった。


まぁ、前よりは頼ってくれるようにはなってんねんけどな。
もっともっと頼ってほしい。





そんな俺の思いは届いてるんだかどうなんだか分からへんけど、俺が言った通りAちゃんはプレゼントタイム?とやらの準備をせかせか頑張っとって。

ちょこちょこ動き回るAはほんまに可愛い。




きっと俺のために沢山考えてれてるんやろなぁ。






照「A〜?もう少ししたら食器洗い終わんで〜?」

「はーい、こっちももうすぐ準備終わるよ〜!」

照「もうそっち行ってもええの?」

「うん、いいよ〜!」





みてみて、じゃーん!!


だなんて両手を広げて、リビングのローテーブルの横でにっこにこの笑顔のAちゃん。






そんなローテーブルには、出会ってから撮ってきた、たくさんの写真たち。


何気ない日常の俺らの写真から、旅行の写真、メンバーと食事した時の写真、結婚式の写真...。






とにかく幸せな写真たちが、テーブルに溢れていた。

**→←ステキな贈り物。



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設定タグ:ジャニーズWEST , 桐山照史 , 夫婦   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:maoka. | 作成日時:2022年5月12日 0時

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