優しい上司と優しくない関係。

secret…6 ページ6

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｢すみません、遅れました！｣


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ドアを開けると同時に頭を下げる。


『名字！』と上司がこちらに

歩いてくるのが分かる。


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｢�霤弔気鵑�ら聞いたよ｣


｢うぇ？！いや、あのっ…｣


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思わず頭を上げると、上司の手には

昨日私と�霤弔気鵑�仕上げた資料。


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｢具合が悪いとは知らず、頼んで悪かったね。
それでも完璧に仕上げてくれてありがとう。
今日の遅刻は免除ってことにしておくよ｣


｢えっ、あ…はい、ありがとうございます…｣


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席に着くと、遠くに座る�霤弔気鵑般椶�合う。


すると�霤弔気鵑肋�さく手招きをし、

立ち上がってそのままオフィスを出た。


その後を追うと、あまり使われていない

会議室に入り、2人きりになった。


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｢あの、�霤弔気鵝直綣蠅�言っておいて
くださって、ありがとうございます。｣


｢それは別にええねんけど…昨日のこと
なにも覚えてへんの？｣


｢えっ…｣


｢その顔は、覚えてへんってことやな｣


｢すみません…｣


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すると�霤弔気鵑六笋剖瓩鼎�、

突然キスをしてきた。


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｢昨日ぶりのコレも、覚えてへんの？｣


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その瞬間、昨晩ホテルでの�霤弔気�

との記憶がうっすらと思い出され、

全身が一気に熱くなった。


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｢…あ、思い出した？｣


｢す、少し…でもお話した内容とかは
ぜんぜん思い出せないです…｣


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俯き、後ずさりしながら

�霤弔気鵑�ら離れる。


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｢しげと上手くいってないんやろ？｣


｢…えっ｣


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