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おおきく -K.Tomohiro ページ24

私には会いたい人がいる。



中三の夏。



ジリジリとした暑さのなかの夏祭り。


人が密集していて友達とはぐれた時だった。



「あ、Aやん」



名前を呼ばれた上の方を見ると、


お祭りとは正反対に静まりかえった神社の階段に

"貴方" がいた。



『智くん何してんの?』


神山
「つまんないねん、」



"神山智洋" は隣の家で小さい頃から遊んでる



でも不登校気味で危ない人と関わってると噂。



『誰かと来たの?』

神山
「あんな、俺さ「神山ー」


男の人の大きな声が聞こえると智くんは
身を隠すように神社の壁にくっついた。



『智くん?、んっ』



チュッ



神山
「だまっとけ」



話そうとする私の口を智くんの口で塞がれる。


「神山どこ行ったんだ。まじで調子乗ってんな」


そういう声が近づいて遠くなった。


すると智くんはほっとしたような顔をした。


『智くん、今の人って…?』



神山
「俺が入ってるグループ。」



『……グループ、?』



智くんは不良グループに目をつけられて

無理矢理入れられたらしい。



神山
「守りたいもんがあったから」



『守りたいもの…?』


そう聞くと智くんは私に背を向けて

うつむいた。



神山
「そいつが危ない目に合うから。

……Aを守りたかったから、やで?」



鼻の詰まった声で話す智くんの言葉を聞いて

泣いていると分かった。



神山
「……じゃあな」



『と、智くんっ!!』



浴衣の私は走れず、智くんに追いつけなかった。



その次の日、智くんはいなくなった。



あの日の智くんの背中は大きかった。



『智くん、だいすきだよ』



そして "神山智洋" が会いたい人だ。



-K.Tomohiro

○作者より→←ちいさく -H.Takahiro



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設定キーワード:ジャニーズWEST , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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神山紗菜 - りんりんさん» ありがとうございます!!いえ、全然!! (2月4日 22時) (レス) id: c8ee426b84 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 神山紗菜さん» 分かりました行きますね!更新遅くなりましたm(__)m (2月4日 12時) (レス) id: a200488d85 (このIDを非表示/違反報告)
神山紗菜 - りんりんさん» 9人目の悪女【J.W】ってやつです!!占ツク内で「神山紗菜」って調べてもらえると、出てくると思いますー!!あ、それと更新あざますペコッ (2月4日 11時) (レス) id: c8ee426b84 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 神山紗菜さん» 作品名を教えていただけたらすぐに駆けつけます!!読みますー(^^) (2月4日 9時) (レス) id: a200488d85 (このIDを非表示/違反報告)
神山紗菜 - りんりんさん» よろしくお願いしますー!!よければ、私の作品にコメントくださいませんか?あ、こちらでもよろしいのですが、私の作品も見ていただきたいなーと思いまして笑 (2月2日 21時) (レス) id: c8ee426b84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:WEST_りんりん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/west_rinkota  
作成日時:2017年8月5日 23時

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