#3 天然彼氏はお嫌いですか? ページ3
ー土曜日
A「ごめん待った?」
流「ううん全然。行こか」
A「んっ」
いつもの流星の真似して手を出してみたら顔を赤くして戸惑いながらも手を重ねる流星。
やっぱり素直だなって思う
A「わぁオシャレぇ」
流「せやなぁ、良い匂いするっ」
A「フフッ」
流「ん何?」
A「流星、幸せそうな顔してるなぁって思って何か嬉しくなっちゃったのっ」
流「匂いかいでみ!ほんま良い匂い過ぎてさ」
A「もう良い匂いは吸い込んでるけど?」
流「もっともっと!!思いっきりすんって」
A「すんって?笑」
流「そう笑」
そして私はコーヒーとベリーのカップケーキを。
流星はミルクティーと苺のショートケーキを買って、店内の飲食スペースの一番良い席に座った。
A「わぁ美味しそうっ」
流「はよ食べよっ」
A「笑うん」
流「んん美味しっ」
A「んんやっぱ美味しいね」
流「一口ちょーだいっ」
あ、甘えん坊流星登場っ
流星はぱくっと一口私のカップケーキを食べてうまぁと幸せそうな笑顔を溢す流星。
やっぱ甘い物好きなのって女子っぽいな笑
なんて思いながら
A「美味しい?」
って聞くと
流「やっぱうまいわっ!!」
って言ってちっちゃい子がお宝を見つけた時のようなくしゃっとした笑顔でこっちを見てくる流星は、たまらなく可愛い。
流「A食べる?あーん」
A「えっ///」
流「食べないと、俺が食べちゃうで?」
A「たっ食べる!!」
流「はいっあーん」
ぱくっ
流星にあーんしてもらった苺のショートケーキはいつも食べてるものより特別に甘くて美味しかった。
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作者名:WEST_りんりん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/west_rinkota
作成日時:2017年4月30日 22時