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Ryusei side
幸い倒れた場所が病院やったから
すぐに点滴してもらえた。
今は寝てて神ちゃんが見てくれてる。
流「おーい、Aさーん。
早く起きてくれな望がおかしなるで」
ベッドの上に眠っているAはピクリとも動かない。
流「他の皆も必死に仕事して紛らわそうとしてるけど、
辛くてしんどいんやで」
触れたら消えてしまいそうで怖かった。
やけど、今日は、Aの手を握りしめた。
流「俺も平気そうにしてるけどめちゃめちゃ心配してんねん。
もう2週間やで？
寝るの好きな俺でもここまで寝たことないわ。
だから早く目覚ましてや」
その言葉は叶うことなく宙を舞った。
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作者名：コスモス | 作成日時：2022年9月13日 22時
