キスしたろか。【短編小説】

・ ページ5

『あの…Aさん？笑
ずっと見られよったらやりにくいんですけど…笑』

「いや！
私はここで見てたいのー！笑」

ホンマ、いつまでも子供やなww


『なんでやねん笑
あっちのソファーとかで休んどっていいんやで？』

、

、

、

「だってしげちゃんから離れたくないんやもん…」

おいおいおい…
ちょっと急にそんなこと言わんといてやww
心臓もたへんがな…


『おまっ…
ちょっと、、、お、お、俺だって男やねんで？
そんなこというたら、俺どうするか分からんで ？笑』

あっ、、、
ちょっとS岡出しすぎたか…笑


「……いいもん。しげちゃんとやったら…」

ちょ、ちょ、お嬢さん…
それ俺なんて返せばええねん…

ってか、言うた本人、顔やら耳やら真っ赤やで…笑

あぁ！
もう可愛すぎるって…

『なぁ、明日、朝はやいん？』

一応確認してあげる。
ちょっと今の俺やったら、朝早いって言われてもやっちゃいそうやけど…

「いや、明日はもともと有給とるつもりで…午後から友達と映画行く…」

『そーなんや…』

午後からってことは、少しぐらいやっても大丈夫ってことやんな...？

俺も明日9:30からやから、そんな早くないし...

、

、

、

っとか色々考えながらお皿を洗っとると案外早く済んだ。

手を洗い、タオルで拭く。


そして、俺は、、、

Aの目を見つめながら、そっと優しくハグをした。


「ど、どうしたの…？」

Aが動揺しとるのが全身を通して伝わってくる。

あかん…
俺がドキドキしよることもバレるんちゃうか…


『…今日は、俺と一緒に寝てくれへん？』


(続く)

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