☆恋の魔法 #Tomohiro.K ページ35
魔法使いが現れたら。
そんなことを最近よく考えていた。
憧れの会社に入ったら
そこはブラック企業で私はもはや社畜。
こんな生活、もう疲れた。
魔法使いが現れてくれたら。
きっと魔法で私を救ってくれるはず。
『ふふっ、もちろん。』
「そんな……って、
……貴方誰？不法侵入！？」
『そんなこと言わんてくださいよぉ〜
……僕は魔法使いの神ちゃん。』
「神…ちゃん？」
神「うん、神ちゃん。
貴方を助けて差し上げましょう！」
どこからかおもちゃの杖のようなものを
取り出した魔法使い神ちゃん。
正直魔法使いなんているはずない。
とりあえずポケットに入れてあった
スマホを握りしめ、
いつでも110番できるように構える。
神「まずは腕試しと…
……西野Aさん。25歳。社畜。
趣味はアイドルの応援。
当時は関ジャニの安田くん担当。
しかし社畜になってからは
趣味の時間も無くなりさようなら。
幼馴染は現在大手企業で
営業課長の座を掴んだ重岡大毅。
大ちゃん……とでも言っておきますか。」
ドヤ顔を私に向けた彼。
それもそのはず、
その情報は全てあってるのだから。
「なんで……」
神「魔法使いやから。」
「……じゃあ、私を助けてよ…」
神「もちろん。
そのためにAさんの所に来たんやから。」
神ちゃんがパチンと指を鳴らすと
私の視界には星が瞬く夜空が広がっていた。
神「もう一つの趣味は星空鑑賞。
星が大好きだったから
星の名前だけは覚えるのが早かったと。
……少しは癒された？」
「……何だか、疲れが全部吹っ飛んだ気がする。」
神「よかった。
んじゃ、最後に……」
何をするのかと思ったら
彼は私の手の甲にキスをした。
「えっ……」
神「人間、恋をすると
その人のためならって何でも頑張れるんですよ。
……かかっちゃいました？」
“恋の魔法”
そう言い笑った彼は
全てを見透かしたようだった。
彼が見透かした通り
私はきっと恋の魔法にかかってしまった。
さっきよりも
胸の鼓動が早くなった気がした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「神ちゃんの魔法使い」
モンチさん
リクエストありがとうございました！
ファンタジー最高！！！
ファンタジー大好きです！！！
一口いい？ #Akito.K→←☆ギャップ #Takahiro.H
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みかんタルト - タピオカさん» ありがとうございますぅぅぅぅぅ！！！優しいお言葉からのタピオカ様様の微笑み！私、みかん号泣ですぅ！！ (2017年12月18日 21時) (
レス) id: 40273d31c4 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ(プロフ) - みかんタルトさん» いえいえ！素敵なリクエストですもん(*⌒▽⌒*) (2017年12月18日 21時) (レス) id: daf09d0f59 (このIDを非表示/違反報告)
猫ちゃん(プロフ) - わーー、嬉しいです。リクエスト通りです。ありがとうございます。 (2017年12月18日 21時) (レス) id: 9f228a3363 (このIDを非表示/違反報告)
みかんタルト - タピオカさん» ありがとうございます！！素敵なリクエストだなんて･･･嬉しいです(T∀T) (2017年12月18日 16時) (レス) id: 40273d31c4 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ(プロフ) - みかんタルトさん» 了解です！２つリクエストありがとうございます！２つとも素敵なリクエスト！ (2017年12月17日 21時) (レス) id: daf09d0f59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タピオカ | 作成日時：2017年10月16日 23時
