☆お届け物 #Akito.K ページ22
「……えっ？」
桐山
「やーかーらー！
私は死神です！
貴方に死のお届け物をしに参りました！
ったく…これ何回目や？」
突然目の前に現れた死神は
少しせっかちでぽちゃっとしてた。
桐山
「ぽちゃっととか失礼やな！
まじでどんな死に方にしよーかなー？」
「あぁ、ああ、すいません！」
家に帰ってきたら
突然死を宣告されて。
なんか死のお届け物されて。
そんな突然のことだから
頭に入るわけないし、理解できない。
桐山
「……君はもうすぐ
死ななあかん運命なの。
この世界のために。」
「世界の、ために…？」
桐山
「死神界では、毎日死ぬ人間の数が
決まっとるねん。
人間界の生きてる人間のバランスを
取るために。」
そう言われると
そうか…と理解しかけるが
全くそういう問題ではない。
「私、もう死ぬんですか？」
桐山
「まぁ、そういう運命や。」
そんなの、そんなの嫌や…
「嫌やぁぁあ！！泣」
桐山
「はぁ？もう……」
死への恐怖から
私は大声で泣いてしまった。
もっと生きたかった……
桐山
「ったく…しゃーなしやな。」
ｷﾞｭｯ
「えっ？」
桐山
「ほんまは俺やって
簡単に人死なせたくないねん。
それに…お前はなぜかほっとけない。」
この死神…いい人なの、かな？
ぎゅっと抱きしめる力が
強くなり、
桐山
「俺、好きな子は
いじめてまうタイプやねん。」
その言葉にドキッときて
彼から離れようとした。
しかし、彼の抱きしめる力な
強くなるばかり。
桐山
「こんなに取り乱されるの初めて。
……そないすぐには死なんから。
それに死ぬか決めるのは俺次第。
お前には永遠に生きてもらわんと。」
「えっ？」
桐山
「人生かけて
俺がお前を死なせるまで
ずっと俺のそばにおってや？」
突然現れた死神は
せっかちでぽちゃっとしてて
私に恋のお届け物をしてくれた
素敵な素敵な死神さんだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「照史くんの死神」
悩みに悩んだ末、死神！
最後は一番純粋な
ハッピーエンドにしました！
ハロウィン短編これにて
おわりです☆
また来年、この方達と
会えるといいですね……？
☆嫌やねん #Ryusei.F→←☆全てを #Nozomu.K
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みかんタルト - タピオカさん» ありがとうございますぅぅぅぅぅ！！！優しいお言葉からのタピオカ様様の微笑み！私、みかん号泣ですぅ！！ (2017年12月18日 21時) (
レス) id: 40273d31c4 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ(プロフ) - みかんタルトさん» いえいえ！素敵なリクエストですもん(*⌒▽⌒*) (2017年12月18日 21時) (レス) id: daf09d0f59 (このIDを非表示/違反報告)
猫ちゃん(プロフ) - わーー、嬉しいです。リクエスト通りです。ありがとうございます。 (2017年12月18日 21時) (レス) id: 9f228a3363 (このIDを非表示/違反報告)
みかんタルト - タピオカさん» ありがとうございます！！素敵なリクエストだなんて･･･嬉しいです(T∀T) (2017年12月18日 16時) (レス) id: 40273d31c4 (このIDを非表示/違反報告)
タピオカ(プロフ) - みかんタルトさん» 了解です！２つリクエストありがとうございます！２つとも素敵なリクエスト！ (2017年12月17日 21時) (レス) id: daf09d0f59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タピオカ | 作成日時：2017年10月16日 23時
