34.親子 ページ34
家に着くとしげはお風呂に、私はしげのお母さんの
手伝いをする。
『ウチ可愛い娘と一緒に料理するの夢やったんや。』
そう喜んでくれるしげのお母さんに私も嬉しくなる
「私もお母さんと一緒に料理するの憧れでした!」
『さよか…それならウチのことホンマの母親やと思ってええで。いっそ家に嫁入りするか?(笑)」
「それもありですね〜(笑)」
『考えててなー(笑)』
そんな他愛もない話をしていると
重岡「いい匂いや!おっ旨そうやな〜」
風呂から上がったばかりの上半身裸で牛乳を持った
しげがやって来た。
『こらっ大毅!人前やで、早よ服着なさい!』
へいへいーと空返事でそのままテレビを見始める。
「せめて髪乾かしなよ。」
ドライヤーを渡しに行くといきなり立ち上がった
しげとぶつかり
「うわぁっ」
バシャー
しげの持って行った牛乳がおもいっきりかかる
重岡「うわっ!ごめん」
『あーもー何やってんの!アンタ(怒)
ごめんなぁAちゃん、
制服キレイにするから風呂入ってき?』
「いや、大丈夫ですよ!これくらい、
着替えだってないし…」
『ダメや、早よ落とさないとシミになるで!
着替えは臭いかもやけど大毅ので我慢したって〜』
重岡「臭ないわ!」
グイグイ押され、言われるがまま風呂に入る。
ホントこの家賑やかだな
暖かくて気持ちがいい
親子っていいなぁ
安心したらなんだか眠くなってきた
そろそろ出よう…
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作者名:シュウ | 作成日時:2020年1月13日 11時