23.居場所 ページ23
その後、絶好調の小瀧がハットトリックを決め.
見事3−1で東高に勝利することができた。
あんなに上手な小瀧がサッカー部に入らないのは
勿体無いけど、応援に来た生徒会の皆と楽しそうに戯れている姿を見ると小瀧の居場所は生徒会なんだな
と思う。
部長との賭けに勝った私は約束通りマネージャーになることを諦めてもらえ、晴れて自由の身になった。
ほっと一息していると
中間「おい、早瀬。賭けってなんのことなん?」
すごい笑顔で聞いてくる先輩。
「顔と声が合ってな「うっさいわ!ちょっと来い」
そう言われ無理やり生徒会室に連行された。
ーーーー
中間先輩の説教からやっと解放され生徒会室を出るとそこにはしゃがみ込んだ小瀧がいた。
「うわぁ!ビックリした!何忘れ物?」
小瀧「…先輩
なんで賭けなんてしたんですか?しかも西高に。
どう考えても東高に賭けるべきだと思うんすよね〜」
軽い口振りとは反対に真っ直ぐな目で聞いてくる
確かに西高は東高よりサッカーのレベルが低い。
今まで数百も試合をし、西高が東高に勝ったのは
たったの二回だけだった。
小瀧「なんでそんな無謀な賭けしたんすか。
淳太が怒るのも無理ないですわ〜」
あぁ、私がサカマネになったら雑用させる奴がおらんくなるけあんなに怒ったのか。あの会長は、、
でも大丈夫!
「無謀なんかじゃないよ。」
「だって西高には小瀧がいるじゃん。
私は勝てる見込みがないと賭けなんてしないから。」
サカマネになるつもりは微塵ない。
ーーーーーーーだって生徒会の方が楽だからね。
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作者名:シュウ | 作成日時:2020年1月13日 11時