嘘つき JW青×赤 (ページ7)

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赤sied
　ズキズキと痛む腰をマッサージして制服に着替える。

赤「いってきます。」

緑「しげ、いってらっしゃい。」

　いつもどうり母からは何も無いけど。

　学校についてまっすぐ教室に向かう。

　イヤホンを取り出して外からのおとをシャットアウトする。

ブ「…！」

　目の前で健人がなんかいってる。

　しぶしぶイヤホンを外す。

赤「ん、どした？」

ブ「しげって、たまに目つき変わるよね。
殺されるかと思ったぁ。」

赤「なんでやねん！」

黄「はーい、席ついて！」

赤「今日の一時間目なんやったけ？」

ブ「古典やない？」

　２日連続だけどさぼろ。

　朝の会が終わったら、スマホを持って教室を出る。

桃「あっ、しげ！
今日もさぼり？」

赤「あっ、小瀧！
せやで、小瀧もやろ？」

　並んで屋上に向かう。

桃「しげって、皆のまえと俺とで態度全然違うよな。」

赤「お前がそれでいいって言ったからな。」

　小瀧とは高校1年生の時に会った。

　あの日もネオン街をふらふらと歩いていた。

～過去～
桃「あれ、重岡君じゃん！」

赤「は？誰？」

　その日は疲れていて素で返事してしまった。

桃「えっ？」

赤「あっ、ごめんごめん。
会ったことあったけ？」

桃「あー、なるほどね！
別にいいよ、さっきので。」