今日のうぇすとさん。 (ページ30)

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濵田

どうにかなりそうなくらい弱り果ててる俺らの健康オタク。

水分をちょっとでも飲んで欲しくてちょっと酷やけど
無理やり飲ませてちょっとの間監視した。

それでもやっぱり受け付けへんみたいでトイレに行ったものの
便器抱えながら吐けへんって言うから吐かせてる間に淳太に連絡した。

濵田：しげがめっちゃ吐いてグズグズ

中間：え、風邪？

濵田：多分胃腸炎。熱もあるねんけど病院は行かんって頑なやねん

中間：今は？

濵田：またトイレで泣きながら吐いとる(笑)

中間：災難やなあ(笑)電話するわ

吐き疲れて俺に抱きついてきたしげの呼吸が整った頃に

淳太からの着信がなった。

濵田「しげ」

重岡「ん？」

淳太らの声聞いたらわかりやすく表情が明るくなった。

やっぱメンバー好きやなーと思いながら

淳太と望に感謝して電話を切った。

ベッドに入ってからは
数分置きに体の不調を訴えてきては俺の腕を握る。

近年稀に見る甘えっぷりで濵田、困ってます。

濵田「俺にもたれとき」

げっそりした顔で俺を心配そうに見つめながら
ゆっくりともたれかかる。

まじでこいつ大丈夫？って心配になるたびにメンバーに連絡する。

とりあえず水を飲ませろってみんなから言われるから、

ポカリにストローさしてしげの口元にもっていく。

重岡「いや」

濵田「飲んでや、お願い」

重岡「いややって」

どんどん不機嫌になっていくしげ。
俺もこんなこと言うのはいややったけど、

濵田「じゃあ俺帰るで」

そう言うたら慌てて俺の顔見て目に涙を溜める。

こんな病人置いて帰るわけないのに、
大人しくストローからポカリを吸うしげに笑いそうになった。

濵田「ちょっとずつでいいから」

俺の言葉を間に受けたんか、凄いスピードでポカリを飲む。

濵田「ストップストップ！吐いてまうで」

重岡「だって…」

ほらまたその顔。
今から吐きますみたいな顔して頼むわほんま。

本人は我慢してるみたいやけど、トイレに連れていくか迷ってたら、

ピンポーン

濵田「あ、」

さっき連絡した神ちゃんがきてくれた。

どうにもこうにも俺1人じゃ対処できひんくて
しげも落ち着くであろう神ちゃんが助っ人できてくれた。

濵田「ごめん！ありがとう、ほんで今ちょっとやばいから」

神山「あ、ほんま？行ったって」

濵田「いや俺が飲まんと帰るって言うたから急にめっちゃ飲んだんよ」

神山「ハハッ(笑)しげらしい、俺が行くわ」