そこは、小瀧さんのお家でした。【桃】

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『あ、A』








「何？」








『今日、下校時刻早いから皆でカラオケ行くんだけど、Aも気分転換にどう？』








「…ごめん、行きたいんだけど、今月ピンチで、お金ない…」








『だよね、ごめん…。男子がA誘えってうるさくて。』








「え、何で私？」








『なんでって、可愛いからじゃん。』








「はぇ？この私が？…ないないないない」








『A、あんたのことだから気付いてないかもだけど、Aはすごい可愛いからね？モデルにい そうなぐらい』








「いや、ありえないから」








『ちょ、ホントにマジな話。この学年のほとんどの男子がAのこと好きって知ってるでしょ？』








「え、そうなの！？それは千秋のことでしょ(笑)」








大体、千秋は私と比べものになんないくらい可愛いし。








今の話も、そのモテモテ千秋に私がいつもくっついてるから皆見てるだけで、私はモテルわけない。








多分男子が誘ってほしがってるっていうのも、どうせ私に千秋といい雰囲気になれるタイミングを作ってほしいだけだ。








…でも、皆と一緒に行きたかったな、カラオケ。








でも今日もバイト入ってるし…。








そもそもお金が無いから、無理なんだけどね。

６→←４

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

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