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「えっ、なんで…?」




どうして、もういないはずの両親が車に?





違う人が乗っているかもしれない、そう思ったが、車内にはやはり私の両親が乗っていた。






運転席には、お父さん。





助手席には、お母さん。





2人には、道路の脇に立っている私が見えていないのだろうか。





車と私の距離が近くなっても、2人と私の目が合うことは無かった。









目の前を、両親が乗った車が通り過ぎる。





それを見つめたままボーっとしていた私は、ふと我に帰った。









今両親が車を走らせている少し先には、両親が事故にあった交差点がある。





私は何を考えるより先に、体が動いていた。









「お父さん、お母さん、止まって!!」









両親が乗った車を追いかけながら、私は声が出る限り叫んだ。





これがもし夢なのだとしても、また同じ悲劇を繰り返すのは絶対に嫌だ。




でも、




何度叫んでも、声は届かない。





両親が乗った車は、どんどん交差点に近づいていく。






「ハアッハアッ……、お父さん、お母さんっ!!」






そろそろ足に限界が来そうだ。




上手く息が吸えない。







だんだん私の走る速度が落ちていく。




そうしている間に、車はもう交差点に差し掛かっていた。




その向かい側から、凄い勢いでトラックが走ってくるのが見える。









私は残っている力を振り絞って走った。




そして、叫んだ。









「やだっ……、私を置いていかないでっ…!!」

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設定タグ:小瀧望 , ジャニーズwest , 彼氏   
作品ジャンル:恋愛
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牛丼 - まりんさん» ほんっとうにありがとうございます!なかなか時間が取れず、すみません。頑張ります! (2018年10月1日 11時) (レス) id: 6a7302a344 (このIDを非表示/違反報告)
牛丼 - tomo miuさん» きゃー!本当ですか!?ありがとうございます!レス遅くなってごめんなさい! (2018年10月1日 11時) (レス) id: 6a7302a344 (このIDを非表示/違反報告)
まりん - 更新楽しみにしてます! (2018年9月11日 8時) (レス) id: 092ec285b4 (このIDを非表示/違反報告)
tomo miu - めちゃくちゃ面白いです!!!更新楽しみに待っているので頑張ってください。応援しています。 (2018年9月8日 20時) (レス) id: 1a12ea6c10 (このIDを非表示/違反報告)
牛丼 - ★さん» えっ、マジすか!?すぐ直します!ありがとうございます! (2018年4月26日 18時) (レス) id: 737deb6072 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:牛丼 | 作成日時:2018年2月28日 17時

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