検索窓
今日:10 hit、昨日:12 hit、合計:225,944 hit

10 ページ10

.


「A」




「な…なにっ」




「俺Aと話してたら落ち着くし、お前の笑顔見る度に頑張ろうって思えた

仕事がどうとかってそんな事で諦められへんぐらいお前の事好きやねん

絶対大事にする、やから俺と付き合ってくれへん?」








「む、無理ぃ〜っ…でも私も大ちゃんの事好き…っ」





涙でグチャグチャになりながら自分でも何言ってるか分からへんかった






「泣くなって!あ〜あ、ひでぇ顔 笑」


「うるさいぃっ〜…っ」




涙を必死に拭いて顔をあげると大ちゃんと目が合った



「あと1回しか聞かへんよ、俺と付き合ってくれへん?」





「うん…」




そして大ちゃんと知り合って3ヶ月後の11月、私たちは付き合う事になった





「やべ、今何時?」



「20時半過ぎ」



「俺東京戻らなあかんねん!」



しばらく話してると大ちゃんが急に焦りだした



「え?今から?夕方着いたって言ってたやん」



「せやねん!今日はお前に会いに一旦帰省や」



「わざわざこの話する為に?」



「そうやで?悪いか?」



「うん」



「なんでやねん!笑 ほんまに今年中は帰ってこれへんからな!」




今年中ってことは少なくとも1ヶ月は会えへんってこと、?





「え、?嘘やろ?」



「…なんや寂しいんか!?笑」



「寂しい」



大ちゃんと知り合って1ヶ月も会わへんかったことないもん




「まぁ、電話できる時はするし毎日メールするで」




私が相当泣きそうな顔をしてたのか頭をポンポンっと叩いた





「帰ろ、送るわ」



「いや、ええよ。新幹線間に合わへんやん」



「アホか、1人危ないやろ」



「せやな!送って!笑」



「しっかり送り届けますわ笑」



少しでも一緒にいたい、そう思えば思う程時間が経つのは早い









家に着いて車の鍵を取り「駅まで送るよ」と言うと


少し考えて「いや、タクシーで行くからええよ」と妙な顔で言った





「なに?」



「…駅人多いから、大丈夫やで。ありがとな」




大ちゃんは何事も無かったかのようにニコっと笑うけど全てを察した




あー、芸能人と付き合うってこういう事。




一緒に歩いても手も繋げへんし常に人の目を気にせなあかん


その前に一緒に歩くことすら許されへん





大ちゃんはそのままタクシーに乗って駅に向かった




.

(^ワ^=)わぁ→←9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (306 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1117人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

羽音(プロフ) - 結愛さん。コメントありがとうございます!中々更新できずすみません、、もっと更新できるようにしますね♪ (2020年7月16日 12時) (レス) id: 3eea12fd7d (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しいです!これからも頑張ってください! (2020年7月16日 0時) (レス) id: 0b21ae6365 (このIDを非表示/違反報告)
羽音(プロフ) - 表裏さん。コメントありがとうございます!なかなか思うように書けてなくて不安でしたが少し安心しました、、ありがとうございます♪ (2020年4月10日 3時) (レス) id: 3eea12fd7d (このIDを非表示/違反報告)
表裏(プロフ) - とても引き込まれるお話です!更新頑張ってください!! (2020年4月9日 12時) (レス) id: 56919a78d1 (このIDを非表示/違反報告)
羽音(プロフ) - 重あいら さん。コメントありがとうございます!とても嬉しいです♪これからもよろしくおねがいします! (2020年1月28日 0時) (レス) id: 3eea12fd7d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:作者 | 作成日時:2020年1月10日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。