無 関 心 な 重 岡 が 。

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赤「今日帰り集まりやから〜。帰ったらしばく」



語尾にハートが見えたけど、なかったことにしようと思う。

うん、あれはなかったことにしよう。


というか、私より重岡の方が忘れてそうなんだけど、大丈夫？


鼻歌交じりに教室出て行きましたけど重岡さん、もうチャイムなりますよ？



黄「ごるぁ重岡ぁぁ！！お前またさぼろうとしてんのかぁぁぁ！！」


赤「はぁ！？まだセーフやろ！！」



扉の向こうでそんな言い合いが聞こえる。

本当、毎日これだと慣れてきちゃうもんだね。



桃「なぁー、Aー？」


「ん？」



後ろから小さな声で話しかけてくる巨人。

そいつは、かなり大きな爆弾を仕掛けて行った。



桃「しげに告るんやったらそろそろちゃう？」


「……………ん？」



今……今なんつった？


え、今なんつったこいつ？？



桃「俺は応援してるし、お似合いやと思うで」



……もしかして。



「………なんのことかな？」


桃「Aしげんこと好きやろ？」



……何で知ってるの。

え？え？なんで知ってるの？


私誰かに言ったっけ？

いや、そんなこと言い合える友達が残念ながらいないんだわ。


え……なに……。



「勘？」


桃「え？当たってるやろ？」



え？私そんなにわかりやすい？

嫌なんだけど？本人気づいてないよね？



桃「図星やろ？♡」


「殴っていい？」


桃「え？ちょ、怖い。」



そんな時に本人登場でまじでもうそんなの……

パニックだよねうん。



赤「ただいまぁぁぁぁ、あの茶髪うるさいし話長いしほんまもうだるうううう」


桃「おつかれ(笑)毎日怒られてるやんしげ」


赤「俺かて怒られたないねん！！」


「……おつかれ、」



アホな小瀧にばれてたということは……

厳重警戒が必要かもしれない。

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