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なんだかんだで授業が終わり。
……あ、なんだかんだって言っても重岡がずーっと話しかけてきたのは流石にイラっとしたけど。
「重岡、前日準備いくよ!」
おーい、って爆睡中の重岡の頭をぺしぺしと叩く。
……髪、サラサラすぎない?え、ちょっと待ってなんでこんなサラサラなの。
赤「人の髪の毛撫で回すんやめて」
拗ねたような顔して、頭を叩くから撫でるに変えた私の手を握ってくる。
ふふ、可愛いとこもあるじゃないか。
「早く行くよー、置いてくよー?」
赤「嫌や待って!」
授業中に話しかけられた仕返しに、小走りで向かうと "待て!"、"待てってほんま!"という声はだんだん消えて、
赤「……リードやないねんから、」
と余裕で追いつかれて手を繋がれる。
……え、手。
リード、じゃないんですけど。
赤「そーやって逃げられると困るんやけど。俺場所知らんし。」
"やからさ、連れてって?"
いたずらっ子みたいに笑うその笑顔が、頭から離れなくて。
あぁもう、好きなんだよばーか。
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ま り ゅ 。(プロフ) - シャオランさん» ありがとうございます!応援よろしくお願いします♪♪ (2019年7月13日 15時) (レス) id: 175c974560 (このIDを非表示/違反報告)
シャオラン(プロフ) - まりゅさんの作品大好きです!これからも応援してます!! (2019年7月13日 14時) (レス) id: 39265f0c80 (このIDを非表示/違反報告)
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