無関心な重岡が。 (ページ14)

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「……バカバカしいのかな」

よくよく考えれば私は重岡のなんの立場にもないわけで。

……重岡に彼女でもできたら私はどうしたらいいのかな。

重岡と小瀧と、素直に笑ってられる自信がない。

弱いなぁ私。だっさいなぁ……。

ぼふんとベッドにだいぶすれば、近くにあったスマホが跳ねる。

こんなとこにおいたっけ？

と、ちょうどいいタイミングでLINEの通知音がする。

「……神山くん」

律儀に挨拶してきた神山くん。

あぁ、さっき追加するだけしておいたんだっけ。

『神山です。よろしく！今日は本当にありがとう(^^)』

ありがとうと虎が手を合わせてるスタンプも合わせて送られてくる。

かーわいいいい……

癒しよ癒し。本当に可愛い。

LINEだと標準語なのも可愛いポインート！！

「あれ……私重岡の連絡先も知らないじゃん」

……私本当……、なにしてんの。

『神山くん今日はどうもありがとう！重岡のこと完全に手懐けてるね(笑)』

そう打とうとして、やめた。

重岡のこと話に出しすぎだよね……？

何回も何回も、打って消してを繰り返していると、神山くんからもう1度来る。

『神山くんって固いから神ちゃんでいいよ！あと、返信にそんな悩まんくてええからな』

気にしないで！というスタンプと、私を見透かしたようなコメント。

少し方言が戻ってるのが可愛くて、ふふふという声が漏れる。

もう最初に打ったコメントでいっか。

神ちゃんならなんだって大丈夫な気がして。

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他メン出しすぎ…？