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正「A、次生物室やで」
2時間目、
生物やったっけ。
なんかぼーっとして、
正門にそう言われて
急いで準備。
生物室は、上の階の一番奥。
必然的に4組の前を通ることになる。
西畑おるかな〜
なんて軽い気持ちで
4組の前を通ると、
『西畑くんLINE教えて〜』
『私もー』
『私も〜!』
そんな会話が聞こえた。
思わずそっちを見ると、
西畑を囲む
女子4人。
その中にこの前の可愛い子もいた。
西「ええでー」
あっさり教えちゃう西畑。
ちょ、
教えちゃうんや。
女子はめっちゃ嬉しそうにしてて、
西畑も、
アイドルみたいな
笑顔で応える。
そんなすぐ教えんなや。
偶然の出来事で、
心臓がなぜかバクバクした。
正「…A、大丈夫?」
立ち止まってその光景を見てしまって、
先に進んでた正門にそう言われ
我に戻る。
「あ、ごめん」
信じなきゃいけないのに、
信じようとするのに、
不安になってしまう。
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美広(プロフ) - 丈くん、まさにし、しょうれん(つまり関ジュ)が大好きで、西畑メインの作品を探していて、読みやすくてすごくいい作品だと思いました!更新、まってます! (5月9日 20時) (レス) @page30 id: 0b2539d07f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LIKE√ | 作成日時:2017年4月22日 14時