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次の日。
二組の教室へ入ると、
私の席に誰か座っている。
西「あ、おはよーさーん」
「…なんでおるん」
西「朝も顔みたいねん」
「…はいはい」
まったく、
溺愛しすぎやない？
まあ
そう言ってくれるのは嬉しいけど。
西「やっぱ同じクラスやないと
俺生きてけへんかも」
「あのね
このくらいの距離の方が長く続くらしいよ」
西「無理。
どこのどいつが言うたか知らんけど、
俺は例外の人間やから」
「言うとけ」
放課後は、
新体制の帰宅部で集まった。
次の部長は、
丈くんからの推薦で
正門に決まった。
そして副部長は、わたし。
いつものように
3人でなにするか話し合いをすることにした。
正「なにするー今日は」
西「Aとデート♡」
正「却下」
「…新入部員の勧誘とかは？」
そう、
なんせこの部活、
３年生しかおらへんし。
まあ部活っていっても
ただ遊んで暇つぶしするだけやけど。
でも昔の私みたいに苦しんでる子おったら、
入ってほしいねんな。
正「あ〜それええな！」
「でしょ」
ていうことで、
暇そうな新入生探し〜！
3人で校舎内をブラブラと散策。
一年生の校舎に向かうと、
めっちゃ見られる。
なぜならこの男ふたりが
イケメンやから。
恋にうえてる女子たちは
2人を見てきゃーきゃー言い合ってる。
なんか、申し訳ない気持ちになる。
正「ちょっとリサーチしてみいひん？」
正門がそういうと、
西畑が
教室に残っていた女の子たちに
西「ねえねえ
君たちどの部活入るん？」
笑顔でそう言うから
その子達の目が一気にハートになる。
『あ、えと、バスケ部です！』
1人の子がそういうと、
他の子もバスケ部に入ると言い出した。
やっぱ、
部活で青春したいよね…。
西「そっかー
ありがとう」
ちょっと西畑、
それやめてよ。
そのアイドルみたいな笑顔。
ファンとかできそうやん。
結局、部活終了時間まで探したけど
それらしき子は見つからんかった。
「…帰りますか」
正「んー、せやな」
今日は諦めて、
また明日探してみよう。
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美広(プロフ) - 丈くん、まさにし、しょうれん（つまり関ジュ）が大好きで、西畑メインの作品を探していて、読みやすくてすごくいい作品だと思いました！更新、まってます！ (5月9日 20時) (
レス) @page30 id: 0b2539d07f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：LIKE√ | 作成日時：2017年4月22日 14時
